こんにちは、”のり”です。
住宅を購入するとお金がもらえる不思議な制度、それが「すまい給付金」です。
でも、ちゃんと申請しないともらえません。
すまい給付金とは
すまい給付金とは
「消費税率引上げによる住宅取得者の負担をかなりの程度緩和するために創設した制度」
です。
住宅ローン減税の拡充は、高所得の人には恩恵がありますが、そうでない人は効果がありません。
そのために生まれたのが、このすまい給付金。
消費税8%では最大30万円、消費税10%では最大50万円が給付されます。
一方では増税しつつ、他方で一部の限られた人に給付。
増税ではよくあることですが、複雑になればなるほど、見えないコスト(給付金の手続き・管理)が発生しています。
そのおかげで潤っている人もいるんですが…
庶民はもらえるものはもらいましょう。
ということで、手続きへ。
申請
すまい給付金の申請方法はホームページに記載されており、申請書の記入もホームページから行えます。
申請のために必要書類をいくつか取り寄せる必要があります。
住民票の写し
市役所でもらってきました。
建物の登記事項証明書
登記・供託オンライン申請システムを使うとインターネットから取り寄せできます。
申請すると当日、遅くても翌日には発送されるので早いです。
個人住民税の課税証明書
住民票と一緒に市役所でもらいました。
住宅の引き渡し時期により、証明書の年度が異なる点だけ注意です。
住宅ローンの金銭消費貸借契約書
原本は金融機関にあるので、電話してコピーをお願いしました。
振込先口座が確認できる書類
通帳のコピーが基本ですが、無通帳のためキャッシュカードのコピーでOKです。
施工中等の検査実施が確認できる書類
引き渡し時にもらった住宅瑕疵担保責任保険の付保証明書のコピーです。
引渡日より入居日が前になっても大丈夫?
申請書の記入で迷うところが、引渡日と入居日の関係。
申請書の入居日は住民票の「転入日」と一致することとありますが、住宅ローンを利用すると、引渡の前に住民票を異動する必要があります。
そうすると、
入居日 < 引渡日
という、おかしな関係に。
本来、住民票の異動は、引渡日後に実際に住んでから行う必要があるため、逆転した日付でよいのか?と思うかもしれませんが、問題ありません。
ちらっと、すまい給付金の受付マニュアルを拝見しましたが、
「住宅ローンの手続きのために「入居日<引渡日」となるものは受け付けてもかまいません」
という旨が記載されていました。
住民票の転入日をそのまま記載しましょう。
長野県建築住宅センター
作成した申請書は、郵送か最寄りの受付窓口へ。
ということで、”のり”は長野市役所近くにある長野県建築住宅センター9Fへ。
申請内容、書類を確認し、無事受理されました。
この後、内容に不備がなければ1.5ヶ月~2ヶ月後に指定の口座に振り込まれるとのこと。
ここは長いですね。
次は払い過ぎた土地の取得税を取り戻しに行こう。