こんにちは、”のり”です。
冬は乾燥しますね。
特に最近の高気密・高断熱住宅では湿度低下が著しいです。
”のり”の家の湿度は30%を下回ることがあります。
なぜ高気密・高断熱住宅では湿度が低下する?
昔の家ではそれほど乾燥しなかったですが、なぜ最近の高気密・高断熱住宅では乾燥するのでしょうか?
ちょっと調べてみました。
一般的に言う湿度というのは『相対湿度』を指し、
「ある温度における飽和水蒸気量に対するその時の空気中の水蒸気量の比率」
と定義されています。
エアコンを使っても水蒸気量が変化することはありませんが、温度は高くなりますね。
温度が高くなると飽和水蒸気量(ある温度の空気中に含みうる最大限の水分量)も大きくなるため、先ほどの定義の比率の分母が大きくなり湿度が下がるということのようです。
暖房器具の中でもエアコンが乾燥させるような印象がありますが、エアコン以外でも床暖房、電気ストーブ、”のり”家でも採用しているパネルヒーターも同じように部屋の温度を上げるため湿度が下がります。
エアコンは風があるので、より乾燥しているような感覚があります。
昔の暖房器具のメインといえば石油ストーブ。
石油ストーブも温度を上げますが、水蒸気も発生させるため湿度が下がりにくくなります。状況によっては湿度が上がるかも。
乾燥対策
温度は感覚的にわかりやすいですが、湿度って難しいですよね。
「いまの湿度って何%?」
と聞かれて答えられる人ってなかなかいないのではないでしょうか。
”のり”も湿度計がなければ、こんなに湿度が低いなんてわかりませんでした。
どちらかというと乾燥肌ですが、湿度30%でも特に気になることはありません。
今年はインフルエンザが大流行し、乾燥している部屋はウィルスが活発なようですが、幸い”のり”家はインフルエンザになっていません。
と言っても湿度が低すぎるのはよくないということで、費用をかけずに対策できることをしました。
空気清浄機の加湿
賃貸住宅の頃に娘が生まれて購入した空気清浄機が”のり”家にはありました。
パナソニックのナノイーです。
純粋な加湿器と比べれば効果が小さいかな。冷えた空気が出てくるし。
電気代はかかりますが、スチーム式加湿器の方が暖かく、カビの心配もなくよさそうです。
濡れたバスタオル
原始的ですが、濡れたバスタオルを干しました。
このタオル、見覚えのある方もきっといるんじゃないかなぁ。
小布施見にマラソンでもらえるフィニッシャータオルです。
完走して乾燥を対策!!
エコです。
この2つの対策により28~32%くらいの湿度が35~38%くらいまで上昇します。
本当は50%前後が体にはよいそうですが、リビングの真ん中で鍋でもしないと上がらないかな。