こんにちは、”のり”です。

みなさん、完成見学会の申し込みはしましたか?

まだの方は、まず坂田木材さんへ申し込みを。

それでは完成見学会の見どころ3回目は、仕上げを検討している人向けです。

この記事を書いている時点では、壁紙もまだ貼られていないため、”のり”も実際どんな仕上がりになっているかわかりません。

前回の間取りの検討では家が機能的に使いやすさに関わる部分でしたが、今回の仕上げでは家のイメージに大きく関わってきます。

仕上げ段階の検討項目について、こんな風に考えて決めたっていうのを記しておきますので、みなさんも完成見学会に参加し確認して見てください。

人によっては

「これはないよなぁ」

って感じる部分もあると思うので、みなさんの家づくりに役立ててください。

内壁材

”のり”の家の壁は一部の羽目板を除きすべて壁紙です。

外壁こそ西洋漆喰としましたが、家の中には漆喰や珪藻土といった自然素材は使用していません。

今ではシックハウスが気になるような壁紙は使わないだろうし健康上それほど問題にはならないことと、予算上の理由です。

Reborn(リボーン)さんでは、お施主さんによる漆喰のDIY仕上げも行われているようで、「自分の家」っていう感じでいいですね。

家全体は無理にしても、一部分でも自分でやってみるのも面白いかもしれません。

”のり”も時間的余裕があればちょっとやってみたかったです。でも家全体くらいやらないと上手に塗れないのかな。

壁紙のカタログ

さて話を戻して、壁紙を選ぶ段階になると、リリカラの分厚いカタログを渡されました。

種類が豊富です。何種類あるんでしょうか。

ただ問題が一つ。

このカタログについているサンプルが小さすぎです。

サンプルのいくつかは、壁に貼った写真が付いてますが、それ以外はどんなイメージになるかわかりません。

現場監督Oさんより、良さそうなもの指定してくれればもう少し大きめのサンプルをいただけるとのこと。

そこでいくつかカタログより選び依頼したところ、A4サイズのサンプルがきました。

やっぱり大きい方がわかりやすいですね。

このサンプルを壁にあてて確認します。

「こんな感じになるのか」

「これはカタログのイメージと全然違うね」

でももっと見てみたくなり、自分でもサンプルを取り寄せました。

以前は個人でも直接メーカーに取り寄せができたそうですが、現在はできななっています。

ではどこからできるかというと、楽天の「壁紙屋本舗」というネットショップです。

サンプル1枚39円で一度に20枚まで注文可能です。

こちらのネットショップでは、さらに大きなサイズも注文ができるため、個性ある濃い色や柄で心配な人は1㎡くらいのを注文してみるのもいいかもしれません。

あと、サンプルを確認するときは照明に注意です。電球色の部屋の壁紙の場合は、電球色の下で確認しないと結構色が違って見えました。

壁紙選びは難航しましたが、いくつかの見学会で見ていただきたいポイントを紹介します。

白は眩しい

リビングダイニングなど多くの場所では白を基調とした色にするのが普通だと思います。

しかし、カタログで白を選び、壁に貼り付けるとかなり眩しく感じるようです。

白色の壁紙はデパートの衣料品売り場のように眩しくなり、自宅の壁紙には向いていないようです。

カタログで「こんなにクリーム色でいいのかな?」って思うくらい色があった方が良さそうです。

”のり”はリビングの壁紙をクリーム色としましたが、どうなっているか見学会で確認してみてください。

同じ種類の壁紙を選ぶ

壁紙のカタログの種類も多く、各壁を細かく指定できるということで、「選ぶの大変だなぁ」と思っていました。

でもでも、そんなに分ける必要があるんでしょうか?

リビングダイニング、キッチン、パントリー、キッチン、階段、ホール・・・

どれも同じ白系(クリーム色?)なら同じ壁紙の方が統一感があるのでは。

この方針を出したとき、壁紙選びが大きく前進しました。

ゆる~く区切られた空間も壁紙を揃えることで、一体となった大きな空間として感じられるはずです。

個室は雰囲気を変えてみる

先ほどの統一感とは逆ですが、戸で区切られた空間である寝室、子供室、和室は雰囲気を変えてみました。

まず寝室ですが、他の部屋に比べやや暗めにしました。

昼間は使う予定はないので、寝る前の30分くらいをリラックスできるように、という思いです。

最初は他の部屋と同様に白系を基調とした壁紙を考えていましたが、坂田木材Uさんのお住まいを見学させていただき

「こんな寝室もあるんだ。ゆっくり休めそう。」

と思い、他の部屋とは違う羽目板の使い方など参考にさせていただきました。

次に和室です。

リビングから続く和室ですが、床は畳だし壁紙の色は大きく変えてみようと思いました。

現場監督Oさんより「カタログでは濃く感じても、実際に貼ると薄く感じるので、濃いめのを選ぶといいよ」と言われていたので、濃い壁紙のサンプルをいくつか取り寄せました。

そして決めたのは緑っぽい色の壁紙。

壁紙も畳も緑なので最初は全体が緑の部屋に見えてしまうかもしれませんが、い草の畳の色はすぐに黄色っぽく変色し、落ち着いた雰囲気になると思います。

インターネットで新築を建てたお施主さんの意見を見ていると

「和室の壁紙をもっと濃くすれば良かった」

というのが多いです。

”のり”が選択した和室の壁紙はリリカラの「LL-8304」です。

どんな仕上がりになっているのでしょうか。

この壁紙がどのように見えるか見学会でチェックしてくださいね。

最後に子供部屋です。

子供部屋は娘たちに選ばせました。

いくつか候補がでましたが、高校生になっても使えるような壁紙に絞り込み納得の様子。

ちなみに子供部屋のカーテンは娘が気に入ったものをそのまま採用。

まぁ、カーテンなら後から簡単に変えられるということで。

親のセンスとは異なりますが、家づくりの中で、「自分で選んだ家」ということを子どもにも感じてほしいので良かったかな。

パネルヒーターの色

”のり”家の暖房は、玄関でも脱衣室でもトイレでも家のどこでも暖かくなるPSパネルヒーターです。

パネルヒーターの色は50色くらいあるカタログの中から選ばなければいけません。

このカタログのサンプルがまた小さい。10円玉くらいのサイズです。

ん~、イメージできない。

家の中には9つのパネルヒーターがあり、標準で3色まで選択可能とのこと。

なんとなく「3色までいいよ」って言われると3色選びたくなりますが…そんなに分けなくてもいいかなと。

壁紙と同様に白を選択すると眩しく感じるため、ややクリーム色を選択しました。

そして玄関のみアクセントで濃い色を選ぼうということに。

候補にあがったのは、昨年坂田木材さんの完成見学会で「この玄関のパネルヒーターの色いいなぁ」と感じた色。

カタログを見て「たぶんこの色だろう」ということで、念のためOさんにその色を確認してもらったところ、カタログの隣にあった別の色でした。

「へ~、こっちなんだ。カタログで見ると濃いんだ。」

同じ色なのに、大きさによって色が違って見えるんですね。

みなさんも、見学会で壁紙やパネルヒーターで気になった色があったら確認してみてください。きっとカタログで見える色と違っていますよ。

今回で最終回の予定でしたが、長くなってしまったので、いったんここで一休み。

後編につづく。