こんにちは”のり”です。

前回は服田建設のショールームを見学しました。

今回は、その服田建設の構造見学会が長野市内で開催されるということで見てきました。

構造見学会とは

構造見学会は、家を建てている途中の現場を見ることです。

だいたいの構造見学会では、基礎・土台があり、柱・梁があり、断熱材が入っている段階です。

家を建ててから見ることができない部分です。

たとえデザインに優れ、見た目がよくても、この見えない構造に欠陥があったら大問題です。

また、工事中ということで、工事現場が整理・整頓されているかというところも確認したいポイントです。

道具が散らかったり、たばこの吸い殻があったら頼みたくないですよね。

基礎・土台

服田建設ではベタ基礎を標準採用。

建物の底一面を鉄筋コンクリートで支える工法です。

最近では布基礎はほとんどなく、わたしが見学した他の見学会でもすべてベタ基礎でした。

服田建設の土台は、無垢の檜を採用。

檜はシロアリに強く食害されにくいようです。

柱・梁

そして柱も梁もすべて無垢の檜です。

ハウスメーカーでは狂いの少ない集成材が多いですが、服田建設では無垢にこだわっています。

木と木の結合部分も、無垢のねじれによってより強固なものになるのだとおっしゃっていました。

集成材を使っているメーカーでは、集成材のメリットを主張しますが、どちらがいいんでしょうか。

この段階ではよくわかりません。どちらもメリット・デメリットがあります。

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断熱材

服田建設の住宅はFPの家と呼ばれ、断熱材には硬質ウレタンフォームのFP断熱パネルを使用しています。

FPpanel
FPパネルはもともと北海道の工務店で開発され、その高い断熱性能の評判が良く、本州にも使えるということで全国に展開されているようです。

寒冷地じゃなければ、そこまで必要ないかもしれませんが。

ここ長野は寒冷地。冬の零下はきついですよね。

この間何かで知りましたが、長野県民は冬の暖を家全体でとるのではなく、局所的にとるとのこと。

そのためコタツの普及率は長野県が全国1位のようです。

暖房がコタツだけだと、そこから動けなくなってしまいます。

徐々にですが、長野県でも局所的な暖房から全館暖房に変わってきている感じがします。

そんなときに重要なのが、断熱材気密性です。

話はそれてしまいましたが、高い断熱性能のFPパネルを服田建設で初めて拝見しました。

サンプルがあり触ってみましたが、すごく硬い発泡スチロールのような感じでした。

このFPパネルが家全体を覆うことにより高断熱を実現しています。

外壁の内側には空気層が

外壁の内側には、隙間を作って空気層を設けていました。

夏の太陽の熱はこの空気層を上にのぼっていき屋根から排出するとのこと。

長野は夏も暑くなりますからね。

FPパネルとこの空気層により、夏のエアコン使用量もかなり抑えられるようです。

構造見学会を終えて

構造見学会、いい感じでした。

現場も整理・整頓され、そこで働く大工の人も挨拶がしっかりとしていたし。

ただ、残念ながらFPパネルが本当に優れているかどうかはこの段階ではよくわかりませんでした。

次回は完成見学会へ。