こんにちは”のり”です。

今回は最も重要な価格についてまとめてみます。

坪単価だけでは比較できない

土地の広告には販売価格と一緒に坪単価が表示されています。

表示されていない場合でも、販売価格と敷地面積から坪単価を求めることができます。

同じ土地なら坪単価が低い方がいいですよね。

・・・

でも、同じ土地はありません。

似たような土地でも必ず違いがあり、坪単価をあまり重視すると建築しにくい住みにくい土地になってしまいます。

価格を決める要素は敷地面積だけではありません。

利便性、前面道路の広さ、日当たり、形状など多岐にわたります。

仲介手数料

一般的に不動産屋さんから土地を購入すると仲介手数料がかかります。

販売価格×3%+6万円+消費税

といった金額が多いのではないでしょうか。

ところがこの仲介手数料がかからないケースがあります。

売主が不動産屋さんのケースです。気に入った土地が見つかったら、誰が売主になっているか調べてみてください。

売主が不動産屋さんでも、別の不動産屋さんを仲介すると手数料をとられてしまいます。

水道引き込み

もともと建物が建っていなかった土地だと水道の引き込みがされていないケースがあります。

水道の引き込みは30万円~50万円ほど費用が発生します。

建物と道路(水道管)までの距離が長ければもっとかかります。

また、古い家屋が建っていた場合は、口径の変更(13mmから20mm)が必要になるかもしれません。

土地の購入を決める場合に、水道の引き込みを確認し、必要があれば水道局に問い合わせてみてください。

ただし、水道局でも現在の口径を把握できていない場合もあります。わたしが購入することとなった土地も水道局に問い合わせしましたが、「20mmは引き込み可能であるが、記録が古いため現在の口径はわからない」と回答がありました。

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造成

場所が良くて、敷地も広く形もよい。

でも、道路よりも敷地が低いと土地の造成が必要になります。

境界に土留を作り盛土して・・・。

高さによりますが、これが結構高いです。

低くてもいいといっても、建築許可がおりなかったり、災害のリスクがありますからね。

まとめ

価格について妥当かどうかわたしたち素人が判断するのは難しいです。

分譲地であれば、他の費用はそれほどかからないと思いますが、それ以外の場合は、想定外の費用がかかることがあります。

土地の予算よりも低めで探さないと、追加の費用が発生し、建物にお金がかけられないといったことになりかねません。

また、長期間広告が出ている物件は値下げの交渉に応じてくれる可能性が高いです。

売主も売れなければ固定資産税を払い続ける必要があるので、できるだけ早く売りたいはずです。

手が届かない金額であっても、10%、20%くらいの値引きに応じてくれるケースもあるようなのですぐに諦めなる必要はありません。