こんにちは、”のり”です。

前回、”のり”の家の完成見学会を開催することをお伝えしました。

今回から3回にわたり見学会の見どころを紹介します。

まず1回目は工務店を探している人向けに、見て欲しいポイントです。

深い庇


見学会の現場に着くと、最初に目に入る外観です。

庇の深さを見てみてください。

深いですよ、特に南側は。

庇が深いと何が良いのでしょうか?

庇は夏の日射を遮ってくれます。

これにより年数回の猛暑を除き、エアコンは不要になるはず。

最近はサイコロのような庇のない家を見かけることがありますが、夏は暑そうですね。

それに庇が十分にないと、雨が直に壁にぶつかるため壁の劣化が早くなります。

さらに雨漏りのリスクもあります。

今回の家づくりで知ったことなんですが、雨漏りって屋根よりも壁が起因となるケースの方が多いようです。

木視率の高さ

家の中に入ると、他のハウスメーカー・工務店と比べが多く使われていることに気づくことでしょう。

部屋を見渡したときに見える木肌が見える割合を木視率といいますが、これがReborn(リボーン)&坂田木材さんでは50%くらいになります。

”のり”の家も50%くらいあるかな。

一般的な住まいは木視率が20%くらいですが、これが50%となるとリラックス効果が生まれます。

是非見学会に参加してリラックスしてください。

木の太さ、質

Reborn(リボーン)&坂田木材さんの完成見学会にいくと、どこの家にも数本の化粧柱があります。

無垢の太い柱、安定感があり癒されますよ。

見学会では、この化粧柱がどこにあるか、何の木か確かめてみてください。

他のハウスメーカー、工務店ではあまり見られない貴重な柱です。

ちなみに、壁に覆われて見えなくなっていますが、構造材には県産材の桧4寸柱が使われています。

桧は耐朽性があり、シロアリのリスクも軽減されます。

見えない部分で輸入された日本の家屋には合わない木を使用していたり、柱の太さも3.5寸だったりする工務店が増えているなかで桧の柱は安心ですね。

いろんな工務店の構造見学会に参加し、どのような木が使われているか確認してみるのもおもしろいです。

構造見学会は大々的にやっているところは少ないですが、頼めば建築中の現場を見せてくれることは多いです。

無垢の仕上げ


構造部分は隠れて見えませんが、フローリング、天井にも無垢の板を多用しています。

他業者でも無垢フローリングを使っているところもありますが、ハムのように薄くスライスした数ミリの板を表面に貼っているだけのところもあります。

もっとひどいと無垢の模様をプリントしただけっていうところもありますね。

プリント技術が進歩しているので、写真だとわからないですが、実際に見ると凹凸もなく明らかに偽物とわかります。

プリントされた無垢風のフローリングは、歩いた感じが違いますしね。きっと冬は冷たく、梅雨の時期はべたっとしてしまうんじゃないでしょうか。

他業者で無垢にこだわると結構な費用アップになりますが、そこは材木屋さん。

標準で無垢材を使っています。逆に合板フローリングにしたいって言ったら拒否されるんじゃないかなぁ。

澄みわたる空気

感じる人は感じます、部屋の中の空気が澄んでいるということ。

ハウスメーカーの展示場に行くと、第一種換気システムのためか、新建材を多くつかっているためか不明ですが、空気が濁っている感じがします。

可能であれば、坂田木材さんの見学会の前後に、お近くの展示場に行ってみてください。違いがわかります。

部屋の中の静かさ

”のり”の家の断熱材はセルロースファイバーを採用。

外の物音が侵入してきません。

まぁ、ここまでは最近の家では普通になってきています。

しかし家の中で発生した音が反響しやすいという問題があります。特に硬質ウレタン系の断熱材で問題視されています。

断熱材にセルロースファイバーを使用すると、外の音だけでなく、家の中の音も吸音してくれるそうです。

実際にどこまで効果があるかは不明ですが、見学会のときにちょっと耳を傾けてみてください。

「見学会の参加者が少なくて静かだった」ということがないように、あなたの参加をお待ちしています(^○^)/

訪問営業

見学会に興味はあるものの

「見学会に行くと、訪問営業とか来るんじゃないの?」

と思い、参加を踏みとどまってしまう方がいるかもしれません。

大手ハウスメーカーだと当然のように営業が訪問してきますが、地元の工務店ではほとんど訪問してくることはありません。

地元の工務店で”のり”の自宅に訪問営業にきたのは、工房信州の家でおなじみのフォレストコーポレーションです。

フォレストコーポレーションの営業担当は何回も来ましたね。

「訪問営業はやめてください」

とお願いしたところ来なくなりましたが、年度が変わると新しい担当者がホイホイやってきました。ちゃんと引き継ぎしてくださいね。来週から新年度になるけどまた来るのかな?

坂田木材さんは1回も訪問営業に来ませんでしたので、安心してください。
(もちろん、こちらから呼べば来てくれると思います)

次回は「②見どころ 間取りを検討している人へ」です。