こんにちは、”のり”です。
先週末は木島平スキー場へ行きましたが、さすがに雪の量が違いますね。
2階に玄関を設置している家も多くみかけました。
さて、前回12月の灯油の状況をお伝えしたところ、同じように新築でパネルヒーターを利用されている方よりメールをいただきました。
”のり”の家よりも大きな家ですが、やはり灯油の消費を気にされている様子で、”のり”家のパネルヒーターの条件を知りたいということで補足したいと思います。
家の大きさ、PSパネルヒーターの数
”のり”家の大きさは1階が約20坪、2階が約15坪です。
形状はシンプルな長方形のため、同じ大きさであれば壁面積は少なめです。
かといって大手ハウスメーカーのように総2階の真四角な家ではありませんが。
吹き抜けは階段横にわずかにあるのみです。
外皮平均熱貫流率UA値は0.38
1階のPSパネルヒーターは
- 玄関ホール
- リビング
- リビング続きのワークスペース
- リビング続きの和室
- 脱衣室
の5台。
2階のPSパネルヒーターは
- 共有スペース
- 寝室
- 子供部屋①
- 子供部屋②
の4台。
合わせて9台あります。
リビングのみHR RXというパネルの表面積が多く暖房効果が高いものとなっています。
ボイラー温度、パネルヒーターのサーモバルブの設定
今回の算出は11月28日から12月20日までの23日間をもとに31日換算しています。
この期間のパネルヒーター用のボイラーの設定温度は35℃~40℃。
前半はずっと35℃で、12月16日に外気温が-6℃となり室温が下がったため、この日以降ボイラーの設定温度を40℃へ変更しました。
ボイラーは24時間連続運転です。
各パネルヒーターのサーモバルブは変更せずに以下の通りです。
(前回の記事でリビング4、他は2と書きましたが、再度確認したところ少し違ってました)
- 玄関ホール:2
- リビング:4
- リビング続きのワークスペース:4
- リビング続きの和室:2.5
- 脱衣室:2.5
- 共有スペース:3
- 寝室:2
- 子供部屋①:2
- 子供部屋②:2
1階PSパネルヒーターのサーモバルブ
家の中では一番広く、ほとんどの時間を過ごすリビングとその周辺は高めの設定です。
2階PSパネルヒーターのサーモバルブ
共有スペースは室内物干しのため3に設定。
この設定による12月の1ヶ月換算した灯油の使用量が150リットルとなりました(詳細は前回記事)。
室温の状況
この期間のリビングは昼も夜もほぼ21℃~22℃の間で推移していました。
日中天気がいいともう1~2℃上昇します。
12月16日の外気温が-6℃のときに室温も20℃まで下がり寒さを感じボイラーを40℃にしました。
2階の寝室、子供部屋のサーモバルブは2で低めですが18℃くらいで、各部屋は南にあるため日が射せば20℃を越えます。
寝室はあまり暑いと寝苦しいので17℃~18℃あたりがちょうど良さそうです。
部屋が寒く感じるとき
基本的には快適な環境ですが、部屋が寒く感じるときがあります。
1点目は外の気温がマイナスで推移するようなときです。
長野市では12月後半から夜はマイナスになります。日中の最高気温もマイナスになることがありますからね。
こういったときはボイラーの設定温度を上げるしかありません。
実際12月16日以降は40℃で連続運転しています。
2点目はキッチンのレンジフードの換気扇を運転するときです。
高気密高断熱の住宅のためレンジフードは同時給排のタイプを選びました。
換気扇を運転すると給気口から外の冷たい空気が入ってきます。
24時間換気システムはゆったりとした排気ですが、レンジフードの排気量はその3~4倍あるそうです。
排気した分、給気も必要となるわけで、それがレンジフードの給気口から入ってきます。
給気口に手をかざすと冷房運転のエアコンのようです。
この冷気がキッチンやダイニングのあたりの足元を冷やしてしまいます。
ちなみにレンジフードが同時給排じゃないタイプだと、換気扇から排気した量を各部屋の給気口から取り込もうとするため各部屋が寒くなってしまうようです。
換気扇の設定が弱であればそれほど問題ないですが、魚を焼いたりしたときに中や強にすると冷気を感じます。
(IHであれば強は使わなくてよいようですが)
今日1月10日は今シーズン最も低いマイナス10℃で、ボイラーもフル稼働しているようです。
気になる1月の灯油の使用量について状況がわかり次第報告します。