こんにちは”のり”です。
前回は、トキワ(スモリの家)、アルプコンチネンタルホームにお断りの連絡をし、服田建設と優先的に話を進めるところまででした。
さて、服田建設との打ち合わせですが問題が・・・
問題
打合せの内容を忘れちゃう
服田建設との打ち合わせは、社長と設計担当(外部の建築士)と行われましたが、前回打ち合わせの内容を社長が忘れてしまっていることが。
「忘れちゃったなぁ」
人間なので忘れることはあるし、私も忘れますが、ちょっと不安ですね。
見積が増額
要求事項が変われば見積金額が増額するのは当たり前です。
しかし、再見積りをしたとき、仕様が変わっていないところで増額。
服田建設からは特に説明がないので質問してみると
「詳細に見積ったら増えてしまいました」
「当初の見積もりで漏れていました」
こんなやり取りがたびたび。
ネットを見てください
住宅は建てて終わりではありません。
そこから長い生活が始まります。
そんなとき何か不具合が発生したら不安ですよね。
そのためにあるのが瑕疵担保保険や、地盤保証といったものです。
このあたりを質問してみると
「だいたい10年じゃないですか」
「詳細はネットで見てください」
えっ?
~だと思います
打合せのなかの説明で「●●だと思います」という発言がひじょーに多い。
自信がないのかなぁ。知らないのかなぁ。
がんばります
契約書のサンプルを見させてもらうと、項目が非常に少ない。工期が遅延したときの取り決めもない。
工期が遅延すれば、つなぎ融資分の利息が増えるし、延びた分の家賃も払い続ける必要があります。
このあたりを質問すると、服田建設からの回答は「遅れないようにがんばります」とのこと。
耐震等級
ここ長野でも大きな地震が発生があり、わたしも耐震性には強い関心があります。
服田建設の当初プランは長期優良住宅、つまり耐震等級2を提示していましたが打合せのなかで、
「耐震等級2は厳しいかな。やってみないとわかりません。」
「耐震等級2,3で倒れたとき国は保証してくれるの?」と逆に質問されてしまいました。
確かに耐震等級がすべてではないとは思います。耐震等級の計算だけでは不十分なこともあるのも知りましたが・・・。
結論
こんな感じのため、服田建設の契約は困難と判断し、お断りしました。
服田建設とは比較的長い打合せをしたのですが、時間がもったいなかったなぁという感じです。
ただ、契約を急がなかったため後から後悔することはなかったのでそこは良かったです。
服田建設で建築を考えている人へ
ちょっと今回は否定的な意見を書いてしまいましたが、見学会でみた完成した建物はとても素晴らしいものでした。
大まかな要望だけ伝えて、あとはおまかせで良いという場合は、わたしのような状況にはならないかもしれません。
細かいところにこだわらない人には服田建設はおすすめだと思います。
”のり”のところにも服田建設の問い合わせが一番多いのですが、今回の記事だけで、止めるという判断は待って下さい。服田建設で建築を考えている方にわたしからのちょっとしたアドバイスがあります。
アドバイス
長野で自然素材を使ったFPの家を服田建設で建てたい方にちょっとしたアドバイスです。
- 打合せの内容は議事録を取ってもらうよう依頼しましょう。これにより忘れた・認識の相違は軽減されます。
- 不安な点は文書で説明してもらうよう依頼しましょう
- 契約を急がされることがあっても、仕様をしっかり決め詳細見積を出してもらいましょう
また、服田建設では外部の建築士の方が設計を担当しますが、この方は他の工務店にはない考え方、洞察力を持っており、非常に頼れる方なので打合せには必ず参加していただきましょう。
わたしはこの建築士の方に「契約は急ぐ必要はない。後悔しないよう十分に検討してからの方がいいですよ」と助言してくれたため、もう一度考え直すことができました。
というわけで、アルプスピアホーム、トキワ(スモリの家)、服田建設を断ってしまったため、工務店選びが振りだしに戻ってしましました。