こんにちは、”のり”です。

先日キッチンのレンジフードの高さが低かったというお話をしました。

住みはじめるまではまったく気にしていなかったところです。

逆に住みはじめるまで高さについて不安だったところが1点あります。

階段下には何がある?

高さの不安の話の前に、階段下について考えます。

2階建てなら必ず階段が存在しますが、階段のスペースって無駄なんですよね。

平屋やマンションは2階建てに比べ延べ床面積が小さくても、部屋数を確保できたり有効な面積が広く感じます。

一つには同じ延べ床面積であれば1フロアのほうが奥行きがあるということがありますが、もうひとつは階段がないためではないでしょうか。

基本的に階段は1階と2階の延べ床面積に含まれるため約2坪必要です。
(階段に壁がなく吹き抜けに面していると2階部分は含まれないこともあるようです)

さて、そうなってくると階段下を有効に活用したくなりますね。

あなたならどう活用しますか?

収納

真っ先に思い浮かぶのは収納です。

”のり”の子供のころの実家も、現在の実家も階段下は収納でした。

でも階段下って間口によっては奥行きばかり長くなったり、低かったりして出し入れしにくいですね。

まぁ、あまり頻繁に使用するものは収納しないので問題ないかもしれませんが。

↓こんな収納も見ることがありますが、やっぱり奥の方は収納しにくそう。


出典元:https://izilook.com/2112

↓服田建設ではこんな屋外の階段下収納を提案されました。


出典元:https://allabout.co.jp/gm/gc/421484/

床も下げられるので広くなり便利そうですね。断熱材の施工にひと手間かかりそうですが。

トイレ

階段下にトイレを持ってくる間取りもみかけますね。

階段下に収まるなら他のスペースに0.5坪確保できます。

デメリットはトイレが狭くなることでしょうか。

幅90cmで勾配天井となると大きな人には窮屈です。

通路

階段下の一部を通路とするケースもありますね。

通路の先はサニタリーだったり、隠れ部屋だったり。

少しリビングなどのパブリック空間とは距離を置きたいときに有効です。

何もない

最後は階段下には収納も壁も何もない空間です。

何もないと空間が広く感じることができます。

↓こんなスケルトン階段もあります。


出典元:https://home.i-relation.jp/living/352.html

スケルトン階段はデメリットがいくつかあります。

まず構造上素材が限られてしまうということ。

広く感じるが階段下がデッドスペースとなること。

そして実際に上り下りすると落ち着かないということがあります。

この浮いている板が不安定に感じるからかな。

また子どもがいる場合には危険ですね。

階段下で不安に感じていたこと

”のり”の家の階段下はというと・・・

4段目~9段目までの下は収納、それから10段目が踊り場でその下がトイレの入り口の前の通路となっています。


(実際の画像:左から階段を上りトイレの戸の前が10段目下、そこから勾配天井となっているのが11・12段目と続きます)

それで話を最初に戻して不安と感じていたことは、この10段目の下の通路の高さです。

間取り図を見たときには気にしていませんでしたが、部屋の天井高の検討に入ったとき

「階段の10段目の下ってくない?」

と思いました。

”のり”の身長は約174cm、もしかしてトイレに入るとき毎回天井を気にしてかがんで入らなければならない?と不安がよぎりました。

リボーンの設計士さんに確認したところ、階段一段の高さは19cmとのこと。

そうすると10段目は190cmとなります。

そこから踏板や1階の天井となる羽目板を除くのでその分を差し引く必要があります。

「なるべく高くなるようにお願いします」

と伝え階段10段目の下の高さは185cmを確保しました。

頭から約10cmの余裕がありますが、これが気になるのか気にならないのか。

・・・

・・・

・・・

実際に住んでみると

・・・

・・・

・・・

まったく気になりません。良かった~。

これが180cmくらいの天井高だと気になったんだと思います。

小さい娘2人が将来180cmまで身長が伸びることがあれば使いづらくなってしまうかもしれませんが・・・たぶんそこまでは大きくならないだろう。