こんにちは”のり”です。

前回に引き続き、Reborn(リボーン)&坂田木材の見学会を報告します。

今回は、実際に建築後10年の物件、それから構造見学会も登場します。

4軒目:Reborn(リボーン)建築士の自宅

reborn
さて、4軒目はReborn(リボーン)の建築士の方のご自宅におじゃまさせていただくことになりました。

完成見学会はどこのハウスメーカー・工務店でも実施していますが、実際に住まわれている方の家はなかなか見学する機会はありません。

あっても築1年や築2年くらいの新しい家ですよね。

今回の建築士の方のご自宅は築10年くらいとのこと。

楽しみですね。

まずはじめに外観から説明していただきました。

この家の坪数は30坪の前半ですが、とても大きく見えます。なぜでしょう?

大きなガレージや、下屋がそうさせているのでしょう。

また、ガレージや軒天に使用している無垢材が経年変化によりいい味を出しています。

そして玄関に入ると、廊下・リビングの飴色になった無垢フローリングや梁に目がいきます。

このあたりが無垢材のいいところですね。

新建材の家は建てたあとにどんどん劣化していきますが、無垢の木材は建てたあとの方が美しくなっていきます。

そして付加断熱のためでしょうか、家の中はクーラーが入ってなくても涼しさを感じます。

あと気になったのが玄関ホールとリビングの壁の高いところに室内窓が設けられていること。

風通しもよくなりますし、なによりオシャレです。

2Fに上ると勾配天井により解放感があり各部屋広がりを感じることができます。

軽井沢の別荘のような落ち着いた空間のお宅でした。

ん~、いろいろと参考になる見学会でした。

気になる方はReborn(リボーン)ほホームページの施行例にも載っているのでご覧になってください。

5軒目:付加断熱の構造見学会

4軒目からハシゴして行ったのが、まだ完成していない住宅の見学会、構造見学会です。

構造見学会ってあまり人気がないようですが、”のり”は他の工務店でも可能な限り見学しています。

どんな柱を使っているか?断熱材は?それから現場は整頓されているか?

そんなところを確認します。

今回の坂田木材の構造見学会に行って、他社と一番違うところは木が太くて多いということです。

もちろん土台と柱は檜の無垢材。

いい香りがします。美しさを感じます。

残念なのはこの柱が壁で隠れてしまうということ。

アップルの創業者スティーブ・ジョブズの言葉を思い出してしまいました。

あるエンジニアがジョブズに「正しく機能すれば見えない部分は重要ではないじゃないか」と言ったとき、次のようなことを言いました。

できるかぎり美しくあってほしい。箱の中に入っていても、だ。
優れた家具職人は、誰もみないからとキャビネットの背面を粗悪な板で作ったりしない。
壁にくっついて誰にも見えないところなのに。

作った本人にはすべてがわかる。
だから背面にも美しい木材を使う。
夜、心安らかに眠るためには、を、品質を、最初から最後まで突き通す必要がある。

柱や梁はできるだけ表に出したいですが、「見せる」ってなると手間がかかり費用もアップしてしまうようです。難しいとこですね。

4軒目と同様ここの家も高性能グラスウールを使った付加断熱。

Reborn(リボーン)、坂田木材ではおなじみ(?)のピンクの断熱材です。

付加断熱なので壁の厚みがすごいですね。

外からは普通の窓に見えますが、中からみると出窓のようになっています。

反対に、先ほどのReborn(リボーン)建築士のご自宅は、窓を内側につけていました。

どちらも素敵です。窓にも重さがあるので、構造的には窓を内側に設置した方が安定感はあるようです。

付加断熱を採用することになると迷うところですね。

6軒目:Reborn(リボーン)施工によるQ1住宅

6軒目にいった見学会は、設計・施工ともにReborn(リボーン)の住宅です。

Reborn(リボーン)の施工する家は、付加断熱を標準とした高断熱のQ1住宅です。

Q1住宅とは、Reborn(リボーン)が会員となっている新住協の鎌田教授が提案した超省エネの高断熱住宅です。

概ねQ値が1.0前後になることからこの名前が付いたようです。

さて、到着して最初に目についたのが軒天。

最近の家は、軒天には石膏ボードやケイカル板といったものが使われているようですが、Reborn(リボーン)や坂田木材の家は無垢材です。

今回見学させていただいた家の軒天はパイン材。西洋左官漆喰の外壁にパイン材がアクセントとなっています。

周りの家と見比べましたが、違いますね。

中に入ると壁はすべて漆喰。それもお施主さんがDIYで仕上げたようです。

プロっぽく仕上がっているところもある一方、Rの壁の部分は難しかったんだろうなぁ、という部分も見られましたが、自分で塗ると家を大事にしようとする心も強くなるんでしょうね。

Reborn(リボーン)が施工する家では、お施主さんがDIYでやるケースも多いようです。

構造に関わるところは難しいですが、こういった仕上げを自分達でできるなんて素敵です。

土日は毎週この作業になってしまうようなので、忍耐力・家族の協力がないとできないですね。

”のり”も自分でやってみたい気がしています。”のり”がやるっていうと、長女フミも絶対に「わたしもやる」って言うんだろうな。

照明のチョイスも良かったです。ダイニングテーブルに吊り下げられた3つの電球は、奥様が作った料理をより美味しく照らし出してくれるのかなぁ、と思いながら見ていました。

見学会を終えて

いっきに6つも見学させていただきましたが、それぞれのオリジナリティがあり、どの家も素敵でした。

さぁ、いよいよ次回はReborn(リボーン)&坂田木材のプランを発表します。