こんにちは、”のり”です。
今朝日経ニュースを見ると「住宅ローン減税延長へ」という見出しがありました。
増税前に住宅を購入した方が得?それとも増税後に住宅を購入した方が得?
住宅ローン減税延長の内容
日経ニュースでは、政府が調整中という前置きはありますが、現在の住宅ローン減税(控除)を受けられる期間を現在の10年から1~5年延長するとのこと。
仮に5年間延長されると最大200万円が現在よりも多く減税(控除対象)となるようです。
最大200万円って大きいですよね。
最大200万円。
さて、この200万円を享受するためには15年後の住宅ローン残高がまだ4,000万円残っている必要があります。
首都圏ならともかく、長野県内で15年後に住宅ローンが4,000万円残っている人なんてほとんどいないのではないでしょうか。
そもそも購入時点で4,000万円を借入する人も少ないはずです。
増税前後でどちらに購入するのが得か?
(いい加減ですが)ケースバイケースだと思います。
借入金額がいくらかによって変わるし、当金利がいくらかでも異なります。
変動金利であれば10年後の金利が上がれば、住宅ローン控除を受けるよりも繰り上げ返済した方がいいかもしれません。
現在住宅の購入を検討されている方は、ハウスメーカー・工務店から
「10%になる前に決めましょう」
「2019年3月までに契約すれば、引き渡しが10月以降でも8%ですよ」
などと煽られていませんか?
10%になればあの人たちは
「10%になりましたが、住宅ローン減税が長くなりましたよ」
「今ならすまい給付金が8%よりもたくさんもらえますよ」
「贈与の非課税枠が増えましたよ」
と言ってきます。
増税だからって買い急ぐ必要はありません。
多くの業者を見て回り、信頼できる業者と契約しましょう。