こんにちは、”のり”です。
今日の午前中は年長さん最後の参観日だったため見学は午後3時の大工さんの休憩時間に合わせて行きました。
先週の建具打ち合わせのとき棟梁が階段周りの下地をしていましたが、今日はどうなっているのでしょうか。
この1週間で大きく様変わり
3時少し前に現地に到着すると、外から見る家が大きく変わっていました。
外壁部分がガラ板で覆われていました。
均等に綺麗に張られていますね。
1枚1枚手間が掛かっています。
合板でやる業者もありますが、合板だと大きな地震の際に落ちやすくなるようです。
大工さんによる外壁の工事はここまでで、この後は左官屋さんによる工事になるそうです。
左官屋さんということは・・・そうです、外壁は西洋漆喰です。
最近は窯業系サイディングやガルバリウム鋼板が多いですが、漆喰はまた一味違っていいですね。
見た目だけでなく、サイディングのようなつなぎ目がなくメンテナンス性に優れているのもGoodです。
階段
3時の休憩時間になると、棟梁が来て
「階段できたよ。上れるよ。」
と声を掛けてくれました。
これで大喜びなのが、いままで2階に上がれなかった長女のフミ。
”のり”はハシゴで上っていましたが、嫁と娘は危険なため今まで2階を見学することができませんでした。
玄関に入りすぐに階段の方向へ。
大人用の大きなスリッパを履き、上がったり下りたり、子どもは階段が好きですね。
踏み面は養生されていて見えませんね。
この下に隠れている木(当然のように無垢です)がまたスゴイものなんですが、それは完成までのお楽しみ。
多くの工務店では階段は集成材を使います。無垢を売りにしている工務店でも階段だけは集成材を使う傾向があるようです。
集成材は加工が容易、費用も抑えられるというのが要因です。
無垢材の階段は、しっかりと乾燥させた木を用い、現場で熟練の職人さんが加工する必要があります。
坂田木材さんの施工では階段に赤松材を使用することが多いようです、”のり”家も契約時の仕上表には「赤松材階段」となっていますが・・・。
さて何材になったのでしょうか。
上を見ても板、下を見ても板
こちらは1階のリビング部分
桧の無垢フローリングが張られているところですね。
手を触れてみると冷たくない。冬の合板フローリングは冷たくてスリッパが必要ですが、無垢フローリングなら裸足で歩けますね。
そして次の写真は、2階の子供室の天井
ここも無垢の羽目板。
軒裏の羽目板と同じ椹(サワラ)です。
実はここも契約時から変更になった部分。
専務の
「ここまでやるんなら、2階の天井はサワラでしょ。」
と粋な計らいで変更になりました。
良いモノを造ろう、という強い理念があるからできるんですね。
業者選定の段階でこういうサービスをしてくれる工務店もあるかもしれませんが、契約後にもこのようなサービスをすることはなかなかできないことです。
材木屋さんだからこそ出来る強みでもありますね。
さて、来週末、再来週末までの宿題(壁紙、パネルヒーターの色など)があります。もうひと頑張り。