こんにちは、”のり”です。
新居に引っ越して1年が経ちました。
家が建つ前に図面、本、インターネットなどみても実際に住んでみないと分からない「良かったこと」、「失敗・後悔したこと」など出てきます。
昨年の記録的な猛暑も、長野の厳しい冬もReborn&坂田木材さんの新しい家で経験しました。
これから家を建てる人のためにも、新居に住んで気づいたことを複数回にわたって紹介していきます。
無垢風フローリング
木が好きな人も、そうでない人にも歩いてほしい無垢フローリング。
近頃は無垢風フローリングの精度も高くなり、”のり”のようにド素人の目には無垢フローリングだと錯覚してしまうようなものもあります。
それはプリント技術の向上だったり、フローリングのほんの表面の2mmだけ無垢材だったりするためです。
でもやっぱり無垢風は無垢風です。
梅雨の湿度が高いときにはペタッとすることもあれば、冬は冷たさがあります。
キズが付けば、中の合板が「こんにちは」と現れます。
無垢風フローリングに待ち受けるのは木材の経年変化ではなく、経年劣化です。
桧無垢フローリング
”のり”家の1階は和室の畳を除けばすべて桧の無垢フローリングです。
(2階はナラの無垢フローリング)
桧の無垢フローリングは他の工務店でも扱っているところがありますが、坂田木材さんではやや幅が広く厚みもあり見た目も美しいです。
そして、無垢フローリングは梅雨の時期でもサラサラしています。
冬になっても合板フローリングのような冷たさはないためスリッパが不要なのは嬉しいですね。
そして、想定していなかったのが、裸足で歩いたり、足の裏がフローリングに接していると気持ちいいということ。
今も足の裏を前後に動かし桧の肌触りを感じながらブログを書いています。
この感覚はなかなか文章では伝わらないところで残念ですが…
タオルで例えるなら、ハウスメーカー、ホクシンハウス、アルプスピアホームがホームセンターで売っているようなゴワゴワしたタオル。
そして坂田木材や工房信州の家のような無垢フローリングは今治タオルのような極上の肌触り。
それほどの違いがあります。
見た目の違いくらいであれば1年もすると気にならなくかもしれませんが、歩くと感じるこの肌触りは毎日心地よさを提供してくれます。
一部の業者を除けばオプションで無垢フローリングに出来るので金額アップしてでも無垢フローリングはお勧めです。
落書きには弱い
そんな無垢フローリングですが、子どもの落書きには弱いようです。
引越して半年も経たないうちに2歳のコトが…
黒いクレヨンで桧のフローリングに描いてしましました。
3㎡くらいの大キャンパス、最後は柱の一部まで到達していましたが。
これがなかなか消えない。
表面を少しヤスリでこすってだいぶ消えましたが、全部は消しきれませんでした。
ウレタン塗装なら消えたかもしれないけど、質感や肌ざわりは落ちちゃうからね。
このときコトに絵は紙に描くものだと教えました。
どうやらこの数日前に幼稚園で床に大きな紙を広げてお絵かきをしてたみたいです。
先週の須坂市の写生大会ではちゃんと紙に描けました。
(作品名:大きな声を出すロバ)
色使いはいいけど、筆の動きはフローリングに描いた落書きに近いものがあるなぁ。
またキズは知らないうちにどんどん増えていますが、合板フローリングのような白いキズにはならないし、味がでてきて新築時よりむしろいい感じになっています。
新築・リフォームを検討している方は無垢フローリング、それも桧や杉のような柔らかい板を採用してほしいですね。