こんにちは”のり”です。

先日、プチ豪邸を見学する機会がありました。

家づくりに参考になることはあったかな。

どんな家

goutei
今回見学した家は、プチ豪邸といっても1億もする住宅ではありません。

でもわたしにとっては十分な豪邸でした。

延床面積は60坪以上。二世帯なら珍しくもないかもしれませんが、この家は夫婦と子どもの三人家族。

外観はガルバリウム鋼板でスタイリッシュな感じ。

車2台分のビルドインガレージがあり、外から見てもお金がかかってそうです。

玄関に入ると、仕切りのない吹き抜けの大空間。

右に入ると半地下のシアタールーム。壁も音響を意識した造りになっています。

最初に案内されたのは1階の和室・子ども部屋・寝室。

1階はふわふわのカーペットで、高級ホテルのような感じがしました。

洗面も2ボールで、造作の浴室。浴室には大きな窓があり、外にでることもできます。

2階はLDK。キッチンも造作。食洗機がありましたが、日本メーカーの小さいのではなく、ドイツ製の大型の食洗機です。

リビングは通常の天井よりも30cmほど高く、大きな鏡からは、信州の山の絶景を一望できます。

ベランダも奥行があり、そこには足湯もありました。

いや~、どこもかしこも贅沢です。

家の性能は

デザインにこだわった家ですが、性能もすごいんです。

サッシはすべてトリプルサッシ。冬でも一切結露はしない。

夏の冷房はエアコン一台。

冬は床下に隠れたパネルヒーターでやわらかい暖かさ。

パネルヒーターって壁に付けるタイプしかしりませんでしたが、床下に隠すこともできるんですね。

断熱材は、柱の間と、外側の付加断熱でUa値も0.2程度とのこと。

これだけ広くても冬の暖房費は1万円を切るようです。

断熱性能の低い家は安いですが、月々の暖房費は2万円~5万円しますよね。

参考になったこと

暖房は初期投資にかけよう

暖房のための設備をケチると、ランニングコストに跳ね返ります。

ここでいう設備は断熱材、サッシ、暖房器具などですね。

なかなか目に見えないところなので、大手ハウスメーカーではお金をかけていないところでもあります。

造作も高いばかりではない

今回のお宅は、キッチン、浴室、洗面台、間接照明、棚など多くの造作がありました。

ただ、話を聞くと、決して住設メーカーのものほど高くないとのこと。

造作が得意な工務店では、住設メーカーより安く高機能なものが実現できるようです。

必要な広さで

今回見学したような家はとても価格的に厳しいですが、お金が払えてもちょっと広過ぎだなぁと感じました。

掃除はも大変になるし、家の中の移動も増える。

家族の気配も感じられず、バラバラになりすぎ。

4人家族であれば、35坪前後で十分だろうなぁと感じました。