こんにちは”のり”です。
昨日は「上棟とは?」というテーマでしたが、建て方・上棟に関わるのはどんな人達でしょうか。
他のハウスメーカー、工務店はわかりませんが、”のり”が実際に坂田木材さんでおこなった建て方についてまとめておきます。
棟梁
建て方、全体を指揮するのが棟梁です。
今回の建て方では、前日までに土台まで設置されていましたが、この土台敷きはK棟梁自ら行っていました。
この土台敷き準備を先週末の日曜日に行ったのを、このブログでも投稿しました。
建て方のとき、K棟梁はクレーンで運ぶ木材を指示したり、柱を立てたり、2階に上って指示したり、全体の様子を見ながら動き回っていました。
安全第一でケガ・事故のないように慎重に行う必要がありますが、同時に1日で上棟までしなければなりません。
この時期は日の入りも早いためスピードも重要です。
棟梁は体力だけでなく、これらの責任も負いながらなので疲労もすごいと思います。
K棟梁は明日以降も引き続きお世話になり大工工事をしていただきます。
大工さん
建て方の日は、棟梁が仲間の大工を集めます。
”のり”の建て方では、6名の大工さんです。
この6名の大工さんは他の現場では棟梁として働いており、建て方のときは他の現場を休み、チームを組むようです。
坂田木材さんの建て方では、いつも同じメンバーで、作業の役割がほぼ決まっているようです。
なので棟梁が細かい指示を出さなくても作業が滞ることなく進んでいきます。阿吽の呼吸っていうやつですね。
この建て方を迎えるまでは、その日限りの知らない大工さんが集まるのかなぁ?知らない人が集まって大丈夫かなぁ?と心配していましたが、いつものメンバーということで終始スムーズに進行していました。
なんの心配もいりませんでした。
今回はメンバーにいませんでしたが、ときには新人大工が入ることがあるかもしれません。技術の継承には必要ですからね。
クレーン屋さん
クレーン屋さんは1名です。
昔はクレーンがなく、大工さんが柱や桁・梁を持ち上げ運んでいたようです。そのため昔は建て方が何日にもわたっていたんですね。
クレーンがあることにより、木材を効率よく大工さんの手元まで運ぶことができます。
近隣のどの屋根よりも高く伸びるクレーンは迫力があります。
これはお昼前の写真です。天気がいいですね。
現場監督
建て方、最後は現場監督です。
現場監督は、着工から完成まで作業の工程管理をします。
今回担当してくださる現場監督のOさんは、9月の地鎮祭からお世話になっています。
建て方でのOさんは、木材を運んだり、シートをかけたり、棟梁と調整したり、進捗を会社に報告したり、必要な工具を会社から取り寄せたり、随時”のり”に状況を報告してくれたり、お昼の準備や片付けまで手伝ってくれたり・・・幅広く対応していただきました。
棟梁とともに重要な役割ですね。
建て方は以上9名の職人さんで行われました。
家の大きさや、日の入りの時間によっては職人さんの人数が変わるかもしれません。人数だけ多くても回らなくなるので大きい家では2日間に分けることもあるようです。
専務・営業
そのほか、朝礼と夕方の上棟式にはS専務と営業のUさんが来てくれました。
朝礼のあと、建て方が始まると職人さんはみんな作業に入ります。
S専務と営業のUさんが建て方の説明を”のり”家族に説明してくれるので、作業の順番や、見どころを知ることができました。
”のり”家族
建て方は平日でしたが、この日は1日休みを取り、この家に住むことになる家族4人で見学しました。
子供が小さいので、途中は近くの公園にでも行かないといけないかと思っていましたが、二人娘も良い子でいてくれたので、ほぼ1日現場にいました。
っていうか良い子にしてなくても、「この建て方を見逃すことはできない!」という思いになっていたので公園に行くことはなかったですが。
長女フミは現場を見ながら、「Oさんどこにいると思う?」、「(棟梁の)Kさん、あそこにいるよ!」、「あそこ私の部屋だね、あそこがトイレだね」など、子供なりに建て方を楽しんでいるようでした。
みなさんも家を建てるなら、絶対に建て方の日は1日休みを取得して見学すべきです。
ご近所さんや友人・親類の建て方に呼ばれるのっていつあるからわからないからね。しかも呼ばれたら某ハウスメーカーの箱の組み立てだったらガッカリしそうだし。
構造見学会、完成見学会と同じように、建て方見学会があるのいいのになぁ。