こんにちは”のり”です。
9月下旬の某日、午前中に地鎮祭を終え、午後はいよいよ坂田木材さんと工事請負契約を締結します。
なぜ、地鎮祭のあとに工事請負契約なのか?
ファーストプランの見積から増額となってしまったのか?
設計はReborn(リボーン)、施工は坂田木材
多くのハウスメーカー・工務店では、設計と施工を合わせて工事請負契約をしているんではないでしょうか。
”のり”は設計をReborn(リボーン)さん、施工は坂田木材さんに依頼します。
そのため設計と施工の契約は別々であり、設計契約はすでに8月に締結しています。
(そのときの投稿はこちら)
そして1ヶ月半、毎週打ち合わせ&メールのやり取りの後、間取り・仕様が確定し基本設計・実施設計が完了しました。
これにより施工に係る金額が確定し工事請負契約となります。
タイミング的には地鎮祭より前でも良かったのですが、過密スケジュールもあり、同じ日にまとめてやろうということになりました。
工事請負契約時の価格・坪単価は増額となってしまったか?
ファーストプランの概算見積では安かったのに、打ち合わせの末、仕様が決まったら何百万円も増額になってしまった。
っていう話はふつうにあるようです。
今回の坂田木材さんでも、ファーストプランのときに、
「間取りの変更・仕様の変更により増額となるケースはあります」
と説明を受けていました。
”のり”家もご多分に漏れず増額になってしまったのか?
結果は
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ファーストプランよりも減額です。
というのも、ファーストプランの投稿に書いたとおり、ファーストプランはハイグレードな仕様でした。
最終的に間取りはファーストプランと近いため基本的な金額はほとんど変わらず、当初提示された減額プランのいくつかの項目を選択したので減額になりました。
※何の仕様をダウンしたかは、また別の機会にします。
また、打ち合わせ途中でも、サッシの変更や住設機器の変更に対して、坂田木材のUさんがレスポンスよく業者に見積をとっていただいたので、予算を意識しながら進めることもできました。
しかも契約時の見積明細は、ファーストプランの見積明細と粒度は同じ。それだけファーストプランの見積が詳細に出ていたのです。
”のり”が坂田木材さんを選定した理由の一つが、このファーストプランの安心できる見積明細書があったからです。
他社工務店で、オプション、見積漏れ等で驚愕の増額見積書を経験していますからね。
工事請負契約書の内容は妥当か?
本当は事前に工事請負契約書の内容を確認すべきでしたがバタバタと忙しかったため当日まで契約書の内容を確認していませんでした。
なので当日は契約書を見るまではちょっと心配な部分がありましたが、この段階で坂田木材さんを信用していたので大丈夫かなっていうのもありました。
そして、打合せがスタートし坂田木材Uさんより、工事請負契約書を渡され、1時間ほど説明を受けました。
ほとんどの人は初めての工事請負契約なので、妥当かどうかなんてわからないですよね。
”のり”はネットで工事請負契約書を検索し、いくつかの業者の契約書サンプルを見ていたので、どんなことが書かれているか把握していたし、記載すべき重要項目も頭に入っていました。
坂田木材さんの契約書は、施主の権利もあれば、施工業者の権利も書かれ、概ね標準的な契約書なのかなぁという印象で、特に問題となるような箇所はありませんでした。
仮に何かあっても、坂田木材さんとならお互い前向きに対処できそうです。
ということで、無事捺印して完了。
相変わらず契印(書類のつなぎ目)がうまく押せない”のり”でしたが・・・。
こんな工事請負契約書は嫌だ!
工務店の選定中に、他工務店に契約書のサンプルを提示してもらったことがあります。
その中で、こんな工事請負契約書は嫌だ!っていうのをいくつか紹介します。
1枚のペラ紙
契約書がペラ紙。
金額、支払日、工事期間は書かれているものの、瑕疵の扱い、遅延損害金などの記載はありません。
信頼関係が築けていればいいのかもしれませんが・・・ちょっと薄すぎます。
ピザなら薄いペラペラのミラノ風でも食べれますが、この契約書はピザじゃないしね( `Д´)ノ
施工会社の免責事項だらけ
施工会社の免責事項はあってもいいいんですよ。
ただ、なんでもかんでも施主に押し付け、施主にとって不利な条件ばかり。
何事もなく施工する自信がないんですか?
一般的な工事請負契約書にある施主を守る条項も追加できるか訪ねたところ、
「大丈夫です。そんなことは起きません。」
と返答が。
この工務店と打合せ中、建築中の施主と思われる人が怒鳴り込んできました。
いろいろ起きているようですが、大丈夫でしたか?
契約書は大事であるが・・・
契約書は何か起きたときのために、難しい言葉でいろいろ書かれています。
企業であれば、顧問弁護士に相談し、問題のないようにチェックしてくれますが、個人ではそこまではしませんよね。
契約書の内容はもちろん重要ですが、契約書で守られているからって裁判はしたくないし。
施主、施行業者がお互い信用しあえるかっていうのも大事ですよね。