こんにちは、”のり”です。

長野もだいぶ気温が上がり、昼間は暖かくなりましたね。

”のり”家は、Reborn(リボーン)&坂田木材さんに家づくりをお願いしこのブログでも経過報告していますが、度々「○○工務店はどうですか?ダメでしょうか?」とご質問をいただくことがあります。

”のり”が検討した工務店

既にこのブログでも、

などいくつか記事にしてきました。こうしてみると各社特徴がバラバラですね。

この工務店以外にも資料請求したり、完成見学会に行ったところはあります。

今回はそれらの工務店のうち、自然素材無垢材に力を入れている工務店をまとめます。

小布施イマイ企画


小布施イマイ企画は、住宅雑誌にも大きく広告を掲載したり、長野ケーブルテレビでも宣伝していて有名ですね。

無垢材をふんだんに使うところに魅力を感じ、資料請求、情報収集しました。

「夢の家」というブランドでフランチャイズのようです。

価格を抑えた規格住宅もありますが、やっぱり「それなり」になってしまいそう。

ロイヤリティのためか広告宣伝費を使いすぎなのか、他会社と比べコストパフォーマンスが悪いということで却下。

誠設計事務所


誠設計事務所の建てる家の外観は特徴的であり、街で見かけるとすぐに誠設計事務所で建てたとわかります。

外構を含めたトータル的なデザイン力を感じます。

公共の施設、商業施設も手掛け、幅広くやっているようです。

ただ断熱に対してはこだわりがなく、寒そうなので却下。

しあわせ家 田尻木材


会社名の田尻木材よりは「しあわせ家」という名前で浸透しています。

知人がこちらの田尻木材で建てましたが、最初の提示価格は安かったが、どんどん膨れ上がってしまったとのこと。

ホームページを見ていて会社の雰囲気がちょっと自分に合わなかったため却下。

あと、「第一希望じゃないとプランニングが難しい」という情報をブログ読者からいただきました。

鎌倉材木店


鎌倉材木店は、坂田木材さんと同じ数少ない材木屋さんが造る家です。

材木屋さんらしく、無垢材の贅沢に使っています。

また、昨年のすみへいフェアでは、ワークショップでお世話になりました。

ただ断熱に対する考え方が不透明であり、Reborn(リボーン)さんに比べて弱い印象があり却下。

アグリトライ しなのいえ工房


しなのいえ工房は付加断熱もあり、自然素材も多く使う。

今回紹介する中では、Reborn(リボーン)&坂田木材さんに一番近いのではないでしょうか。

あえて違いを言うなら、無垢材の使用量が少しすくないという印象。

Reborn(リボーン)&坂田木材さんが木視率50%程度に対して、しなのいえ工房は35%前後くらいかな。もちろんお金をかければ50%にすることはできると思いますが。

ダイコク


篠ノ井にモデルハウスを持つダイコク

あのモデルハウスの前を通ると、「いいなぁ」と思いつつ、ちょっと高めなイメージと、断熱性能が不透明でコンタクトはとりませんでした。

ヴァルト


ヴァルトはドイツの高性能サッシを標準仕様とし、天然素材も多く使っている点は気になりましたが、建築事例集を見るとちょっと自分たちのイメージとは異なり、ヨーロッパ風な感じでこちらもコンタクトはとらず。

小坂建設


資料請求して、一度だけ完成見学会に行ったのが小坂建設

伝統構法の家、ということでスゴイ家でした。

釘や金物を一切使わずに、通し貫や鼻栓で組まれた家は「おぉー」と唸ってしまうほど。

小坂社長も「工期は長くなるし、価格も高いです」とおっしゃっており手の届かない価格。

現在では価格を抑えた伝統構法ではない釘・金物を使った家の建築を手掛けることも多いとのことですが、そうすると小坂建設の魅力はなくなってしまいますね。

双和建設工業


今回紹介する工務店の中では一番マイナーかもしれません、双和建設工業

”のり”嫁が子どもの関係で知り合いらしく、双和建設工業の発行する双和通信をいただいたのがきっかけで知りました。

自然素材に対する熱い思いが書かれていたので、ホームページの施工例をみると家の中にブランコがあったり面白い家を造ってるなぁという印象。

家全体の雰囲気も好感を持てましたが、耐震性や断熱部分がちょっと弱いかなぁと。

まとめ

今回紹介した工務店で、実際に話を伺ったのは小坂建設だけです。

「アグリトライ しなのいえ工房」は、検討対象にしてもよかったかなぁ、と思いましたがReborn(リボーン)&坂田木材さんと比べて高い優位性は感じられず、今回はご縁がなかったということで。

振り返ると”のり”家の要求事項は暖かい家が必須条件。

そのうえで何か魅力を感じるものっていうのを探していて、無垢材を使用した家の良さを知りました。

また、TV、雑誌などに過剰な宣伝広告費を使っている工務店に対してはどうしても拒否反応を持ってしまいます。
(何も宣伝していないと魅力的でも気づかれないままですが…)

そうなってくると工務店もかなり絞り込まれるんですよね。

高い断熱性能と、長野県産材の無垢材を使った家、この2つの条件を満たす家が長寿県・長野のスタンダードとなるべきだと考えますが。